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更新:2007-03-18 16:11:51

写真展「パラオ・海底に眠る証言者たち」

写真家・田中正文氏「大和ミュージアム」で個展開催




大型写真に見入る来館者


駐日パラオ大使(中央)も式典参加


訪れた関係者


写真説明する田中さん


不時着したままの零戦


父母ヲ 見タクテ タマリマセン


零戦のプロペラに見入る


太平洋戦争末期、南太平洋のパラオ共和国を舞台に、米軍と激戦を繰り広げて大敗した日本軍の艦船や航空機の今を写真に収めた写真家・田中正文氏(日本写真家協会)の写真展が、呉市の「大和ミュージアム」で きょうから始まった。4月9日まで。入場無料。


今回の展示写真は、02年から5年間・9回渡航して、今も海底に眠る艦船や零戦などを撮影したもの。作品は、90×135センチの大型写真パネル58枚と約300枚のスライド上映。田中氏、写真展審査員として訪問中に大統領夫妻と海に潜って日本軍の当時を知り、何も知らなかった自分が写真家として恥ずかし思いをしたことがきっかけでこのテーマに取り組んだ。撮影当初は、目に見えない大きな力が働いて病気になったりカメラのレンズが割れたりしたが、その後は英霊に導かれるように思わぬ発見に巡り会えて作品が完成した。作品の中には、陸軍船舶部隊が配備されていた監視哨の壁面に『父母ヲ 見タクテ タマリマセン」と書かれた写真に、若い兵の苦しさ伺えた。展示に「大和ミュージアム」を選んだのは、戦争の遺物をや史実を忠実に展示できる場所として。 今後は、大和沈没の海底現場や南太平洋を取材したいと話している。 初日は、駐日パラオ共和国特務全権大使 ダイジロウ・ナカムラ氏や小村和年呉市長などが出席してテープカットを行い、田中氏の説明で一点一点の写真説明に聞き入っていた。







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